○参考人(山元峯生君) 世界的に見ましても、大体、航空機の大きさ、乗せているお客様の数、747—400、五百六十九人乗りですが、このボンバルディアのQ400は七十四人乗りですけれども、大体機種の大きさでパイロットの賃金というのは格差があることは事実でございます。だんだん小型機、中型機、大型機というふうにプロモーションをしていく、それが世界的なパイロットの賃金の格差の実態であることがまず一つでございます
○参考人(山元峯生君) 定期航空協会の会長のANAの山元でございます。 委員長でいらっしゃる大江先生始め、御出席の諸先生方におかれましては、御多忙のところこのような場を設けていただき、大変恐縮でございます。 まず冒頭に、三月十三日の高知空港で発生いたしました弊社便の緊急着陸につきまして、お客様並びに先生方に、あるいは国土交通省を始めとする多くの関係者の皆様に多大な御迷惑、御心配をお掛けいたしましたことをこの
○参考人(山元峯生君) 今、末松先生より御指摘がございましたように、四月二十二日のエアーニッポン便の管制指示を待たずに離陸したというケース、これはむしろ、一番最初のJALさんの千歳における管制違反、これがあった中で、かつJALさんに対する、あるいは我々も含めての、四月三十日までのエアラインに対する緊急輸送安全総点検のその真っただ中での事故であったということで、これはもうかえって筋が悪いといいますか、
○参考人(山元峯生君) 私どもの会社も平成十年の十一月に業務改善命令を受けました。それから六年半たつわけでございますけれども、今先生のおっしゃった風通しの良さを良くするためには、一つは、毎週火曜日でございますけれども、今日実は行ってまいりましたけれども、社長と副社長が羽田の現場に行きまして、パイロットの運航本部長、整備の本部長、それから客室の本部長、それを全部統合するオペレーション本部長、この四人と
○参考人(山元峯生君) ただいまの先生の御質問に関しましては新町参考人と同意見でございまして、確かに技術の進歩に応じて技術的な規制緩和の方向で見直しは行われておりますけれども、これは、航空法に基づいて認定、事業の認定等きちっとした安全の担保の上に行われていると思っております。 したがいまして、御質問の規制緩和が直接、我々このたび起こしておりますトラブル、これに直接結び付くとは思っておりません。ヒューマンエラー